まんまるでのお産体験記その6.こんなお産を望んでました
2011-07-18 10:51
まんまる助産院
記事に戻るコメント(0)を読む・書く
初めて働きながらの生活だったので、毎日の生活を過ごすのに精いっぱいだった気がする。お腹が目立ち始めてから、お風呂でお腹をなでるのが至福の時だった。長男、長女も一緒になでて、話しかけてくれて嬉しかった。

予定日が近づき、仕事も辞め、出産前に会いたい友人にも会い、しばらくお世話になる実家にも荷物を運び、準備OK!とワクワクしていたにもかかわらず、体に何も変化なし・・・。長男は予定日ピッタリ、長女は予定日より4日ほど早く出産していただけに、早く出てくると思い込んでいた。

しかし、予定日を過ぎても何もなく、まわりから「まだなの?」視線を感じ・・・父から「いつ出てくるんだ」と聞かれ、「私が知りたいよ!」とキレる始末・・・。
予定日を過ぎて数日後、自分の中に溜まっていた不安をダンナに話してみた。「助産院で産めなかったらどうしよう」「病院だったらヤダ(遠いので)」「立ち会えなかったら・・・」自分を責めたり、人をうらやんだりしてただけに、リセットできた。

「まだ朝かー」という日が続いた朝方。今までの張りとは違う。「ふぅー、くぅー」と声を出したくなる痛み。まずはふとんで待機。・・・いきなり5分間隔。とりあえずトイレに行く。・・・やっぱり5分前後。お腹が減ってたのでおにぎりを食べる。「ふぅーん」やっぱり痛い。まりこさんにでんわー!!ワクワクが少し不安に変わりつつもシャワーを浴び、ダンナに声を掛ける。今回のお産は私の希望でダンナと子供たちに立ち会って欲しかったので、子供にも声をかける。

まりこさんに30分くらいで着きます!と言ったものの、ダンナは「一度会社に行く」とか言い出したり、朝食にサンドイッチ持って行きな!と作り始める姉。しまいには私トイレに行ってない!と母。・・・こっちは痛いんだー!!!とも言えずムシ。なんとか母に助産院に連れてきてもらい、陣痛も強くなってきた。でもダンナが来ない・・・。「もういい!イキみたいー!」と言ったものの、子宮口の開きもあともう少し。しばらくしてダンナ到着。手を握る。・・・はぁー。私はこの手を待ってたんだなぁ、としみじみ。その後、体勢を整え、ふんばる。背中側でダンナに支えてもらう。足元では長男が実況報告。「髪の毛出てきたよー」「頭出てきた!ママもう少し!」・・・こんなお産を望んでました。

たかが立ち合いで・・・と思う人もいるかもしれないが、私はこの子を授かったときからずっと望んでた。予定日が過ぎ、イライラしたり、産後の生活を想像して不安になったりもしたけど、ダンナも子供達もいる中で、出てきてくれたこの子に感謝。
大満足のお産ができて、家族に感謝です。
ただ・・・3人目でもやっぱり痛い・・・。なんで私はこの痛みを忘れていたんだろうか・・・とお産の時、ふと思った。 

 
記事に戻るコメント(0)を読む・書く
検索
キーワード

月別アーカイブ
2011年10月 (1)
2011年7月 (1)
2011年6月 (1)
2011年3月 (1)
2011年2月 (1)
2011年1月 (1)
2010年12月 (1)

友人に教える
お問い合わせ

ホーム
上へ
まんまる助産院

まんまる助産院
このサイトは携帯電話向けサイトです。
携帯電話でご覧ください。